【柿】家庭でもできる柿の渋抜き方法(アルコール脱渋)
柿の渋抜き方法(アルコール脱渋)まとめ
アルコールをヘタに付けてビニール袋に入れ袋をしばってだいたい7~14日(20℃前後の室温)で完成
柿の渋抜き方法(アルコール脱渋)詳細
店頭で売られている渋柿の場合、基本的に脱渋(渋を抜くこと)されています。大量に渋抜きを行う場合は、炭酸ガスを用いる方法ですが、大掛かりな装置がいるため、家庭で行う場合はアルコールを用いる方法が一般的です。
もし、庭に渋柿の木がある場合、ぜひアルコールによる脱渋を試して下さい。
以下に渋抜きの方法をご説明します。
用意するもの
・渋柿(刀根早生、平核無でもどんな渋柿でもOK)
・アルコール度数35%程度のお酒
(焼酎やウイスキー、ホワイトリカー等なんでも良いです)
・柿を入れるビニール袋(0.03mm程度の厚みのある袋の方が安心)
方法
ヘタにアルコールをつけます。ちょっとつける程度で十分です。
(あまりどっぷりつけると果実の表面が黒ずむ場合があります)
そして、ビニール袋にいれて、日の当たらない室内に入れて7~14日(20℃前後の室温)程度で完成です。
多くの柿を一度に脱渋する場合は、柿15kgにアルコール度数38%のアルコールを約150cc噴霧し密封して脱渋します。
気温が低くなるほど渋が抜けるのに時間がかかります。冷蔵庫に入れてしまうと渋が抜けない可能性があるので注意しましょう。
また、大きい品種の柿でも渋抜きに時間がかかります。7日程度したら一つ味見をしてみるのが無難です。
アルコール脱渋は、市販されている炭酸ガスによる方法と比べ味がまろやかという人もいます。
ぜひ、アルコールの種類を変えてみたり、市販の柿と食べ比べてみたり、色々試して下さいい。